Apple Watch で睡眠を記録して iPhone で「睡眠」を使う

自分に合わせた睡眠のスケジュールを立てて、睡眠習慣の目標達成を心がけ、もっと健康的に過ごしましょう。

「睡眠」を設定する

睡眠をしっかりとることは、健やかな毎日のために欠かせません。iPhone のヘルスケア App では、睡眠時間の目標を設定し、その目標を達成できているか、日々の取り組み具合を記録できます。

iPhone の画面に「睡眠を設定」オプションが表示されているところ 

  1. iPhone でヘルスケア App を開きます。
  2. 「睡眠を設定」1の「さあ、はじめよう」をタップし、「次へ」をタップします。
  3. 画面の案内に従って、設定を進めます。
    • 睡眠目標:眠りたい時間の長さ (時間数) を設定します。
    • 就寝時刻と起床時刻:就寝する時刻と起床する時刻を設定します。
    • "睡眠" 集中モード:気が散らないように、iPhone のロック画面がシンプルになり、指定した就寝時刻になると「睡眠」の集中モードがオンになります。また、睡眠中でも通知してもらいたい人や App を指定しておくことができます。集中モードのカスタマイズ方法については、こちらの記事を参照してください。
    • Apple Watch で睡眠時間を記録:Apple Watch を着けて眠り、睡眠を記録しましょう。このオプションは、前もって Apple Watch を iPhone にペアリングしてあれば、設定中に表示されます。設定後に Apple Watch をペアリングした場合でも、後から「Apple Watch で睡眠時間を記録」を有効にすることができます。

就寝準備と睡眠目標を調整する

就寝準備と睡眠目標は、必要に応じて iPhone や Apple Watch で調整できます。以前に作成した就寝準備ショートカットは、今後は「"睡眠" 集中モード」に表示されます。

iPhone の画面に睡眠の目標を調整するオプションが表示されているところ 

iPhone の場合

  1. ヘルスケア App を開いて、画面の下部の「ブラウズ」をタップし、「睡眠」をタップします。「よく使う項目」リストに「睡眠」を保存している場合は、ヘルスケア App の「概要」ページからアクセスできます。
  2. 「通常スケジュールとオプション」をタップします。
  3. 「追加の詳細」で「就寝準備」または「睡眠目標」をタップします。
  4. 時間を調整してから「就寝準備」または「睡眠目標」をタップすると、変更内容が保存されます。

Apple Watch の場合

  1. 睡眠 App を開いて、「通常スケジュール」をタップします。
  2. 「オプション」で「就寝準備」または「睡眠目標」をタップします。
  3. プラス記号とマイナス記号のボタンをタップして、時間を調整します。
  4. 左上隅にある左向き矢印をタップすると、1 つ前の画面に戻り、変更内容が保存されます。

iPhone で睡眠スケジュールを編集する

睡眠のスケジュールを変える必要がある場合、通常スケジュールを変更するか、「次の起床時のみ」のスケジュールを変更できます。「次の起床時のみ」では、変更内容は翌日にのみ適用されます。通常スケジュールを変更した場合は、それ以降ずっと適用されます。

iPhone の画面に「次の起床時のみ」の編集オプションが表示されているところ 

「次の起床時のみ」を更新する

  1. ヘルスケア App を開いて、画面の下部の「ブラウズ」をタップし、「睡眠」をタップします。「よく使う項目」リストに「睡眠」を保存している場合は、ヘルスケア App の「概要」ページからアクセスできます。
  2. 「次のスケジュール」の睡眠スケジュールの下にある「編集」をタップします。
  3. 曲線状のスライダをドラッグし、「就寝時刻」と「起床時刻」を設定します。設定したスケジュールでは睡眠目標を達成できなくなる場合、スライダがオレンジ色になります。
  4. 「アラーム」をタップしてアラームをオンにし、アラームのサウンド、音量、バイブレーション (触覚) を調整します。
  5. 「完了」をタップし、変更内容を保存します。

時計 App から次回の目覚ましアラームを変更することもできます。

iPhone の画面に通常スケジュールの編集オプションが表示されているところ 

通常スケジュールを変更する

  1. ヘルスケア App を開いて、「睡眠」をタップします。
  2. 「通常スケジュールとオプション」で、スケジュールをタップします。
  3. 変更したいスケジュールの下にある「編集」をタップします。
  4. 「有効にする曜日」で該当する曜日をタップし、曲線状のスライダをドラッグして「就寝時刻」と「起床時刻」を設定します。設定したスケジュールでは睡眠目標を達成できなくなる場合、スライダがオレンジ色になります。
  5. 「アラーム」をタップしてアラームをオンにし、アラームのサウンド、音量、バイブレーション (触覚) を調整します。
  6. 「完了」をタップし、変更内容を保存します。

必要に応じて、睡眠スケジュールをオフに切り替えることもできます。ヘルスケア App で、「ブラウズ」>「睡眠」>「通常スケジュールとオプション」の順にタップします。画面の上部にある「睡眠スケジュール」をタップし、スケジュールのオン/オフを切り替えてください。

Apple Watch で睡眠スケジュールを編集する

睡眠のスケジュールを変える必要がある場合、通常スケジュールを変更するか、「次の起床時のみ」のスケジュールを変更できます。「次の起床時のみ」では、変更内容は翌日にのみ適用されます。通常スケジュールを変更した場合は、それ以降ずっと適用されます。

予定されていた起床時刻よりも早く起きた場合は、「睡眠」の集中モードを終了できます。Digital Crown を回して Apple Watch のロックを解除します。上にスワイプしてコントロールセンターを開いて、睡眠 App のアイコンをタップします。

「次の起床時のみ」を更新する

  1. 睡眠 App を開きます。
  2. 「次のスケジュール」の下でスケジュールをタップします。
  3. 「起床時刻」または「就寝時刻」をタップします。
    Apple Watch の画面に「次の起床時のみ」の編集オプションが表示されているところ
  4. 設定されている時間数または分数をタップし、Digital Crown を回して時間を調整します。チェックマークをタップして保存します。
  5. 「アラーム」をタップしてアラームをオンにし、サウンドとバイブレーション (触覚) を調整します。
  6. 左上の「スケジュールを編集」をタップします。変更内容が保存され、翌日に適用されます。

通常スケジュールを変更する

  1. 睡眠 App を開いて、「通常スケジュール」をタップします。
  2. 編集したいスケジュールをタップします。
    Apple Watch の画面に通常スケジュールの編集オプションが表示されているところ
  3. 「有効にする曜日」の下の曜日をタップし、睡眠スケジュールを設定したい曜日をタップします。
  4. 「完了」をタップし、変更内容を保存します。 
  5. 「起床時刻」または「就寝時刻」をタップします。
  6. 設定されている時間数または分数をタップし、Digital Crown を回して時間を調整します。チェックマークをタップして保存します。
  7. 「アラーム」をタップしてアラームをオンにし、アラームのサウンドとバイブレーション (触覚) を調整します。
  8. 左上の「スケジュールを編集」をタップします。変更内容が保存され、通常スケジュールに適用されます。

必要に応じて、通常スケジュールをオフに切り替えることもできます。睡眠 App で、「通常スケジュール」をタップし、「睡眠スケジュール」をタップして、睡眠スケジュールのオン/オフを切り替えてください。

iPhone の画面に「睡眠」のデータグラフが表示されているところ 

睡眠履歴を表示する

夜間の iPhone の利用状況に基づいて、就寝時間が記録され、グラフに表示されます。Apple Watch から睡眠のデータを受信するには、毎晩 4 時間以上は睡眠記録を有効にしておく必要があります。 

睡眠の履歴を表示するには、iPhone でヘルスケア App を開いて、画面の下部の「ブラウズ」をタップし、「睡眠」をタップします。「睡眠」をよく使う項目として保存している場合は、ヘルスケア App の「概要」ページからアクセスできます。

棒グラフはデフォルトでは「日」(1 日ごとのグラフ) に設定されています。グラフの上部で「週」をタップすれば過去 1 週間、「月」をタップすれば過去 1 か月、「6 か月」をタップすれば過去 6 か月の睡眠履歴が表示されます。「さらに睡眠データを表示」をタップして、カテゴリを選択すると、睡眠の詳しい情報を確認できます。

  • ステージ:「覚醒」「レム睡眠」「コア睡眠」「深い睡眠」の状態にある時間の長さや全体に占める割合 (%) を表示します。
  • :「睡眠の長さ」の詳細情報として、「平均就寝時間」「平均睡眠時間」などを表示します。
  • 比較:「心拍数」や「呼吸数」を睡眠時間と比較して表示します。Apple Watch Series 8 または Apple Watch Ultra をお使いの場合は、夜間に手首で測定した体温の変化も比較できます。

iPhone の画面に「呼吸数」グラフが表示されているところ 

呼吸数を表示する

watchOS 8 を搭載した Apple Watch Series 3 以降では、呼吸数を測定し、記録できます。2「Apple Watch で睡眠時間を記録」がオンになっている場合、Apple Watch を着けて就寝すると、1 分あたりの呼吸数を自動的に測定し、記録してくれます。

呼吸数を表示するには、iPhone でヘルスケア App を開いて、画面の下部の「ブラウズ」をタップします。「呼吸」をタップし、「呼吸数」をタップします。

Apple Watch でもっと正確な情報を得る

「睡眠」を設定した後で Apple Watch をペアリングした場合も、「Apple Watch で睡眠時間を記録」を有効にすることができます。iPhone の Watch App で「マイウォッチ」タブをタップし、「睡眠」をタップします。「Apple Watch で睡眠時間を記録」をタップし、この設定をオンにします。Apple Watch を着けたまま寝て正確な情報を記録するには、以下の手順を実行してください。

  • 「充電リマインダー」をオンにします。iPhone で Watch App を開いて、「マイウォッチ」タブをタップし、「睡眠」をタップします。「充電リマインダー」をタップして、就寝準備時間の前に Apple Watch を充電するよう知らせるリマインダーを設定します。Apple Watch のバッテリーが切れてしまったら、睡眠のデータは記録されません。
  • Apple Watch は心地よくぴったりフィットさせて装着してください。Apple Watch が緩すぎると、自然に寝ている間の余計な動きも加速度センサーが検知してしまうことがあります。

1. 「睡眠」は、ファミリー共有設定では利用できません。

2. 18 歳未満の方は「呼吸数」をご利用になれません。

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